Official髭男dism、通称「ヒゲダン」のボーカル藤原聡さん。
その圧倒的な歌唱力でデビューからたちまち人気グループの筆頭に上り詰めましたが、彼は元々銀行員でした。
そこで今回は藤原聡さんの銀行員時代と、そこからバンドマンになったきっかけ等について迫ります。
↓2020年12月31日のヒゲダン歌唱曲についてはこちら

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藤原聡(ヒゲダンボーカル)は島根銀行で営業をしていた!
「ヒゲダン」のボーカル藤原聡さんは元々、島根銀行で営業をしていました。
以下のように大手サイトの記事内でいくつか出ています。
ボーカルの藤原は大学を卒業した後、地元・島根の銀行員として働いていた経歴の持ち主。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200222-00224208-the_tv-ent
Official髭男dismのボーカルを務める藤原聡。彼は、つい最近まで島根の企業で働く営業マンだった。
引用:https://www.buzzfeed.com/jp/yuikashima/official-hige-dandyism
また2016年2月3日に、藤原さんご本人もツイッターで発言しています。
Twitterやライブでしか出会わない方々にはなかなかお話する機会もなかったのですが、実は地元山陰で銀行員をやっておりました。今月からは東京へ引っ越して音楽活動に専念します!今後とも応援よろしくお願いします!
— 藤原聡 (@satoshi_higedan) February 3, 2016
「地元山陰で銀行員をやっておりました」
とありますね。
※山陰地方は、鳥取・島根両県および山口県の北部を指します。
島根大学を卒業後、島根銀行に就職したといった流れのようです。
さらに続けて「銀行員時代は今のバンドマン人生に必要な経験であった」といったことも発言されています。
銀行で仕事をした期間は短かったけど、数えきれないほどの出会いがあり、挫折があり、やりがいがありました。人生に寄り添う歌を歌うためには絶対に必要な経験だったと思います。
— 藤原聡 (@satoshi_higedan) February 3, 2016
この銀行員時代があったからこそ、今のOfficial髭男dismがあるんですね。
藤原聡(ヒゲダンボーカル)が島根銀行に就職した理由は?
藤原さんが島根銀行に就職した理由は、以下のようにインタビューで語られていました。
中学の時に吹奏楽部に入っていて、ドラムをずっとやってたんです。そのときから、可能だったら音楽を仕事にしたい……とは思っていたんですけれど、厳しいのはよくわかっていました。
大学の時からOfficial髭男dismとして活動していたので、地元で働きながら音楽を趣味でやろうと思ってて。ライブもできますし。
だから、普通に就活しました。東京に行きたいとか、音楽レーベルに務めるとか、そういう気持ちもなかったです。
引用:https://www.buzzfeed.com/jp/yuikashima/official-hige-dandyism
このように藤原さんは、
- 音楽を仕事にしたいとは思っていたものの、厳しいのはわかっていた。
- 地元で働きながら音楽を趣味でやろうと思っていた。
といった理由で、当初は大学卒業後に音楽一本ではなく「普通に就活した」とのことです。
この時まだ音楽業界からは声がかかっていなかったそうで、ある種賢明な判断だったと思いますね。
藤原聡(ヒゲダンボーカル)は銀行員とヒゲダンを掛け持ちしていた
島根銀行に就職した藤原さんは、大学時代に結成したOfficial髭男dismでの活動と、銀行員としての仕事を掛け持ちしていました。
その当時の大変さを、以下のように語っています。
日曜日に東京でライブがあるときは、土曜に夜行バス乗ってライブ会場に行って。18時スタートのライブで、トップバッターで歌ってすぐに新宿のバスターミナルに行って帰宅。そのまま月曜の出社時刻を迎える……っていうのは、人生で一番きつかったです(笑)。そのときは、胃腸炎になりました。
あの生活を続けていたら、体に良くなかったと思います。
引用:https://www.buzzfeed.com/jp/yuikashima/official-hige-dandyism
このように、日曜日に東京でライブがあるときは夜行バスでライブ会場まで行っていたようです。
そして、帰ってきてすぐに月曜の出社。
いくら若くてもそりゃ体も壊しますよね…。
平日に関しては、仕事が終わって車で1時間ぐらいのライブハウスでワンマンライブをしていたそうです。
そのころ定時退社だった藤原さんは、19時くらいから開演するライブに間に合っていたとのことですので、音楽活動が出来る環境に恵まれていましたね。
この銀行員とヒゲダンとしての活動の掛け持ちをしていたキツイ時代があったからこそ、今大成功している一因と言っても過言ではないでしょう。
藤原聡(ヒゲダンボーカル)の銀行員時代に関連する曲
藤原聡さんの銀行員時代に関連する曲がありますので、3曲ほど紹介します。
最後の恋煩い
まず一曲目は「最後の恋煩い」です。
歌詞の中にある、
「生前贈与の冊子の表紙を飾るような年頃になっても全てを語らいあう2人でいたい」
は特に銀行員でなければ考えつかない歌詞ではないでしょうか。
相続が発生する前、つまり「生前」に子どもや孫に財産を贈与すること。一般的には相続税の負担を軽減するために節税対策として行われる。
堅苦しい説明ですが…「生前贈与」には上記のような意味があります。
異端なスター
藤原さんが銀行員時代に、原付で営業を回っている際に思いついたフレーズで完成させた曲があります。
それが「異端なスター」という曲です。
また、曲作りのための時間もまとまって取らなかったため「営業のために原付で街中を走り回ってる時に、フレーズを思いついたら止めて、iPhoneのボイスメモとかで」と藤原。
そうやって完成させた曲の一つが、ファンの間で名曲として知られている「異端なスター」であることも明かしていた。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200222-00224208-the_tv-ent
銀行員時代に思いついたフレーズが名曲として知られてるってなんかいいですよね。
もし知らない方は一度聴いてみるといいですよ!
コーヒーとシロップ
さらにもう一曲「コーヒーとシロップ」という曲があります。
この曲は、藤原さんが銀行員だった時の実体験が元になった曲です。
特に歌詞にある、
朝が嫌になった テレビも嫌になった
いつも時間に数字に 追われる毎日
のように、銀行員は数字に追われる仕事であることをもろに表しているいるところは、仕事の大変さが伺えますね。
銀行マンの方は特に親近感の湧く曲ではないでしょうか。
藤原聡(ヒゲダンボーカル)の銀行員での成績は?

藤原聡さんの島根銀行での成績はどうだったのでしょうか。
ネットで調べてみると、
- 藤原聡は元トップ営業マンだった!
- 藤原聡の営業成績が優秀すぎる!
などといった情報がありますが、「トップ営業マン」であったとはどこにもありませんし、そのようなインタビュー情報もありませんでした。
ただ藤原さんのルックスから考えると、女性ににめちゃくちゃ人気がありそうですよね…。
現にお客様先では、以下のような仲良さげなエピソードも。
会社を辞める時に、あるお客さんのところに挨拶に行ったら「自分が死ぬ前に紅白歌合戦に出て欲しい」って言われて。
引用:https://www.buzzfeed.com/jp/yuikashima/official-hige-dandyism
SNSでも「お客さんから可愛がられていた」や「可愛い」といった声が多く挙がっていますね。
え〜〜さとっちゃんスーツかわいいいいいい銀行マンみたいいいいい
— ひつじ (@zvAnprsR4f2nwtX) December 14, 2019
さとっちゃん、可愛いしかっこよすぎ😍💕また惚れた🥺✨しかもI loveと宿命って最高のチョイス😆
— みさこぴ (@Sakamisa2161) March 30, 2020
今日バレーの新年会で、銀行の方もきてたんだけど、髭男のさとっちゃんのネタでてきた。
すごく頑張りやで、お客様からもかわいがられてたって。
仕事しながら週末東京で音楽活動やったから、いつ歌をつくってんだ?と思ったけど、お客様とこいくカブに乗りながらかんがえてたんやないか?って(笑)— たかはしちかえ (@yadamonspice) February 1, 2020
さとっちゃん🐨って銀行さんの時から評判良かったみたいですね…特にマダムから(笑)
— 異端なナース💉@夢見るおもちゃ箱 (@BXvHUGY0nFLReFb) December 16, 2019
男性で見た目が可愛ければそりゃマダムは落ちるでしょうね…。
藤原聡(ヒゲダンボーカル)が銀行員からバンドマンになったきっかけは?
藤原さんが銀行員からバンドマンになったきっかけは何でしょうか。
それは、島根銀行の内定が出て3ヶ月後のことでした。
そのあたりで、ネット上にて音楽業界の人から声がかかり始めたと言います。
- Audioleaf
- SoundCloud
- YouTube
- マイスペース
などネット上に楽曲をあげていたようで、その内のAudioleaf経由でいくつか声がかかったと藤原さんがインタビューで答えています。
Audioleaf経由でいくつか声をかけていただいて……嬉しいんですけど、「もっと早く声をかけてくれていれば!」って思いました(笑)。
Audioleaf、SoundCloud、YouTube、マイスペースとかに楽曲をあげてたんです。全部やってました。自分たちのサイトとかTwitterアカウントを作るのと同じ流れで。やれることは全部やろうと思ってて。
引用:https://www.buzzfeed.com/jp/yuikashima/official-hige-dandyism
とはいえすぐにデビューと言った話ではありませんので、島根銀行には2年間務めたようですね。
そして任務を終えて最終出勤日、上司から手紙を受け取ったと言います。
「本当はもっといろんなことを教えていこうと思っていたけれど、きみの音楽が素晴らしいことも知っていた。これからどんなに辛いことがあっても、耐え抜く心と素直さをすごく大事にしていけば大丈夫だよ」みたいなことを書いてくれていて。今でも読み返します。
引用:https://www.buzzfeed.com/jp/yuikashima/official-hige-dandyism
こんな良い上司、良い職場があるでしょうか。
藤原さんはとてもいい環境で、音楽活動と仕事を両立できたことが分かりますね。
今でも「帰省した時は元職場に寄る」とも答えていますので、関係性の良さが伺えます。
まとめ
今回は、Official髭男dismのボーカル藤原聡さんと銀行に関する内容を調査してまとめてみました。
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それでは最後までご覧いただきありがとうございました。